☆痛風にご用心
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突然足に耐えられない激痛が走る病気、痛風。かつてはぜいたく病とも言われ、中高年の男性に多かった病気ですが、年々若年化が進んでいると言われています。
汗をかき、ビールがおいしくなる夏は特に要注意です。
■痛風とは
・患者さんの95%が30代から50代の男性です。
・健康診断の時に測る尿酸値が7.0(mg/dl)以上の方は、発作がいつ起こってもおかしくありません。(突然足の親指の付け根のあたりがものすごく痛くなります。)
・20代でも、そして女性でもかかる可能性はあるので注意が必要です。
■痛風はどのように起こるのか
・痛風は、体内で作られる尿酸が様々な原因によって処理されなくなり、足などの関節にたまって炎症を起こす病気です。
・尿酸は、体が新陳代謝をする時に出る老廃物で、プリン体という成分を含む食品やアルコールなどを体内で分解する時にも作られます。
・この尿酸が過剰に生産されたり、うまく排泄できなくなると、血液中に溶け込んだ尿酸が足の親指の付け根などの関節に流れ着き、結晶を作ります。すると、有害な物を排除する働きがある白血球がこの結晶を攻撃するため炎症が起こり、痛風となります。
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本日のスタジオ風景
■痛風の原因と危険性
・原因はもともとある体質のほか、過食やアルコールの摂りすぎなどがあります。
・治療をせずに放っておくと、腎障害や糖尿病、尿路結石や動脈硬化などを起こす危険があります。
・痛風の激痛は、長くても10日くらい経てばおさまりますが、おさまったからといって治療をしないと大変危険です。
■食生活に注意
・尿酸が過剰に生産される原因のひとつが、過食です。
・食事は動物性脂肪やたんぱく質の摂りすぎに注意し、腹八分目を心がけましょう。
・また、プリン体が多く含まれる食べ物にも注意が必要です。
・特にプリン体が多いのは、レバーなどの動物の内臓や魚の干物などです。
その他マグロやカツオ、イカなどの魚介類や魚の卵、大豆や納豆などにも多いです。
これらは食べる量と回数に気を付けるようにしましょう。(続けて大量に食べないようにします。)
■その他気を付けること
・夏、汗をかくと体の水分が減って血液が濃くなり、尿酸値が上昇します。
・汗をかいたらしっかり水分を摂り、血液中に増えた尿酸を尿に溶かして排泄させることが大切です。
・尿酸値が高めの人は1日2リットル以上を目標に水分摂取をしましょう。
・また、暑い日はビールをたくさん飲んでしまいがちです。ビールを飲んだ後に急激な運動をすると、尿酸値を急上昇させてしまう危険があるので気をつけましょう。
■痛風の発作を起こしてしまった時の対処法
・患部を冷やすようにします。その際、横になって患部を心臓より高い位置に上げるとより痛みが抑えられます。
・発作中の食事は肉や魚を控えて、ごはんやパンなどの糖質中心にします。
・水分を十分に摂ります。
・必ず整形外科などを受診するようにします。
本日のポイント
☆痛風は過食、アルコールの摂りすぎなどによって起こる。
☆プリン体の多い食品は食べる量と回数に注意する。
☆尿酸値が高めの人は、1日2リットル以上の水分補給を心がける。
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ロビーにて
<<健康チャンネル 2010年7月8日 放送分>>
