☆食中毒対策
:: 健康(ヘルシー) ::
雨が降り続き、じめじめとして蒸し暑い季節。この時期、私たちの身近な場所に、目には見えない細菌が増殖します。その細菌に感染して起こるのが、食中毒です。食中毒の原因となる細菌は、温度と湿度が高くなると急激に増えてしまい、毎年2万人から4万人もの人がその症状に苦しめられています。湿度が高い今の時期は特に要注意です。
■食中毒を起こす原因となる細菌の特徴
・食中毒は、自然毒や化学物質で起こるものもありますが、ほとんどの場合細菌やウイルスによって発生しています。これから夏場にかけて、細菌が原因で起こるものが多く見られます。
・主な原因となる細菌には、食肉から感染するサルモネラ菌やカンピロバクター、魚介類から感染する腸炎ビブリオ、調理する人の手を通して感染する黄色ブドウ球菌などがあります。
・これらの菌は食中毒を起こす量まで増えていなければ発症することはありませんが、調理器具や人の手を通して増殖して二次感染することもあります。
・発症までの時間は菌によって異なり、30分から一週間と様々です。
(発症が遅いと原因となった食べ物の特定が難しくなってしまいます。)
・腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状があらわれるのが特徴です。
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本日のスタジオ風景
■食中毒の原因となるおもな食品
・食肉(特に鶏肉に要注意)
・卵
・魚介類
・牛乳や生クリームなどの乳製品
・ケーキなどの生菓子
・素手でにぎったおにぎり
■食中毒を予防する3原則
・食中毒の予防3原則は、(1)つけない、(2)増やさない、(3)殺菌する、です。
・食品、手、調理器具はしっかり洗う、食品は買った後は早めに冷蔵庫に入れる、食品の内部まで十分火を通す、調理器具は定期的に消毒する、ということが大切です。
~その他注意すべきポイント~
・冷蔵庫は詰め過ぎに注意しましょう。詰め込みすぎると冷気が循環しないため、庫内の容量は7割程度に抑えるようにします。包丁は刃の部分だけでなく、手で握る柄の部分までしっかり洗うようにします。
・加熱済みの料理も、室温で放置しておくと細菌が増殖する危険があります。
(料理はなるべく作ってからすぐに食べることもポイントの1つです。)
・しっかり中心部まで温め直して食べるようにしましょう。
■食中毒の症状が出てしまった時の対処
・一番気を付けなければいけないのが、下痢や嘔吐による脱水症状です。必ず十分な水分補給をしましょう。おすすめは、スポーツドリンクです。水分と同時に塩分も補給することができます。
(冷たすぎると腸に刺激を与えてしまうので、常温で飲むのがおすすめです。)
スポーツドリンクがない場合は、ぬるめのお茶や白湯を飲むようにしましょう。
・安易に下痢止めや胃腸薬などを飲んだりせずに、一刻も早く病院を受診しましょう。
本日のポイント
☆食中毒は食肉や魚介類のほか、調理器具や手を介して感染することもある。
☆予防3原則:つけない・増やさない・殺菌を徹底させる。
☆嘔吐・下痢が激しい時は脱水症状に注意し、スポーツドリンクなどで水分補給を。
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ロビーにて
<<健康チャンネル 2010年6月24日 放送分>>
